AIと1時間で本格手取り計算機を作った話【4月改定対応】

アプリ作成記

4月、給与明細を見て「手取りいくら変わったんだろう」と思いませんでしたか?

社会保険料が変わったり、昇給があったり。でも正直、細かい計算って面倒ですよね。

だから、作ってしまいました。

AIを使って、1時間で。


この記事でわかること

  • AIを使えば「標準報酬月額」など複雑な計算も1時間でアプリにできること
  • 賞与の手取り計算に関する、意外と知られていないルール2つ
  • 「コードを書かなくても」アプリ開発に参加できる意思決定の話

何を作ったか

「手取りチェッカー」というWebアプリです。

月収を入力すると、社会保険料・所得税・住民税をそれぞれ計算して、手取り額を表示します。都道府県・年齢・扶養人数も入れられるので、自分の状況に合わせた計算ができます。

しかも、賞与も計算できます。

実際に動くものがここにあります。→ 手取りチェッカー


なぜ作ったか

4月は給与改定のシーズンです。

「年収が変わった」「社会保険料の等級が上がった」という人が多い時期。
でも「結局、手取りはいくらになるの?」を正確に出してくれるツールって、意外と少ない。

ネットにある計算機は、概算のものが多いんです。

「だったら本格的なものを作ろう」と思いました。


どうやって作ったか

ほぼ、Claude Codeに任せました。

私がやったのは3つの意思決定だけです。

1. 「本格版にする」
標準報酬月額等級テーブル(健保50等級・年金32等級)を使った計算にする、と決めました。「簡易版でいいか」という選択肢もありましたが、ポートフォリオとして残すならちゃんとしたものを、と判断しました。

2. 「賞与も計算できるようにする」
最初は月収だけの予定でした。でも「あ、賞与も計算したいな」と思って追加を要望しました。すぐできました。

3. 「4月に合わせて出す」
タイミングが全てだと思っています。給与改定シーズンに出すのと、ずれた時期に出すのとでは、使ってもらえる確率が全然違う。

コードは1行も書いていません。

でも、「何を作るか」「どこまでやるか」「いつ出すか」は全部、自分が決めました。


作って初めて知った「賞与のルール」

ここが今回一番の驚きでした。

Claude Codeが賞与計算を実装してくれたとき、私が知らなかったルールが2つ入っていました。

① 賞与の住民税は0円

月収からは毎月住民税が引かれますが、賞与からは引かれません。住民税は前年の年収をもとに計算されて、月収から年12回で分割徴収される仕組みなんです。だから賞与には関係ない。

② 厚生年金保険料の上限は1回150万円

賞与が高額でも、厚生年金の計算に使う「標準賞与額」は1回150万円が上限です。それ以上の賞与をもらっても、150万円分しか保険料はかかりません。

どちらも「作ってみないと調べなかった知識」です。

アプリを作ることで、税金や社会保険の勉強にもなりました。これは予想外の収穫でした。


完成してみて

今回も、1時間で終わりました。

毎回驚きます。でも毎回驚くということは、まだ「AIってここまでできるんだ」という感覚が体に染みついていない、ということかもしれません。

「複雑そうだから自分には無理」と思っていたことが、意思決定さえすれば形になる。

その感覚を、もっといろんな人に体験してほしいと思っています。


4月に給与が変わったあなたへ

今月から手取りが変わった方、多いと思います。

「結局いくらになったの?」を、ぜひ一度確認してみてください。賞与の計算もできます。

手取りチェッカーを使ってみる


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

コードを書かなくてもアプリは作れます。大事なのは「何を作るか」を決めること。それだけで、意外と動くものができてしまいます。

また来てください。くらしの複利でした。


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